ailia SDK を使い始めるための開発環境を Linux 上に整える手順を解説します。
ailia SDK を Python から使うには、Python・pip・git の 3 つが必要です。多くの Linux ディストリビューションには Python 3 が標準で用意されているため、不足しているものだけをパッケージマネージャでインストールします。このガイドでは Ubuntu / Debian 系を例に説明します。
ailia-models の取得に使います。apt を使います。Fedora / RHEL 系は sudo dnf install、Arch 系は sudo pacman -S に読み替えてください。
まず Python 3 が入っているか確認します。
python3 --version
バージョンが表示されれば利用できます。入っていない場合は次のコマンドでインストールします。
sudo apt update
sudo apt install python3
Linux では pip が別パッケージになっていることが多いため、次のコマンドでインストールします。
sudo apt install python3-pip
インストールできたら確認します。
pip3 --version
サンプル集(ailia-models)を GitHub から取得するために git をインストールします。
sudo apt install git
インストールできたら確認します。
git --version
Python・pip・git が揃ったら、いよいよ ailia SDK をインストールします。次を実行します。
pip3 install ailia
続いて、サンプル集をクローンして実行してみましょう。
git clone https://github.com/ailia-ai/ailia-models.git
cd ailia-models
pip3 install -r requirements.txt
cd object_detection/yolox
python3 yolox.py -v 0
Web カメラの映像に物体検出の結果が重ねて表示されれば成功です。詳しい使い方は ailia SDK のはじめに を参照してください。